2月22日 本日のお魚情報
『ラー油の次は?』
 2010年のヒット商品として真っ先に思い浮かぶのは「食べるラー油」ですよね。
石垣島の○○食堂、M屋を筆頭に様々な食品カテゴリーからラー油が発売されました。
考えてみると、ごはんは毎日食べるものですので、ラー油に限らず、他人には理解され難いが、ごはんにのっける自分だけの美味しいものってまだまだありそうですよね。そんな流れの中で今、ポスト「ラー油」と最有力とされているのは「生七味」だそうで、材料にすべて「生」を使用した七味が大ヒットの兆しを見せているそうです。この他にも、刻み生姜を使用した「食べるしょうが」、高級チーズを配合したオシャレおじや風「ご飯にかけるスープ」、ハウスカレーとコラボした「カレー納豆」、ごはんに合う具の多い「ドレッシング」などなど二匹目のドジョウを狙う商品が続々登場しています。
 さて、視点を戻して当地、青森県はごはんにのっける食文化に関しては今回のブームを待つことなく先進県の一つといってよいのではないでしょうか?筋子、タラコなどの魚卵、○○漬けの類をはじめとする「ごはんにのっけて食べる○○」は津軽地区を中心に冬季間長く閉ざされる紀行に相まって先人の知恵として深く根付いています。個人の情報発信が容易になった今、青森発の「ごはんにのっける○○」が全国で話題になるかもしれません。
  2011年02月14日 月曜日
『海のスッポン』
 12月から3月頃まで産卵のために浅場にやってくる『ゴッコ 正式名:布袋魚』は冬が旬で、底引き網や定置網で漁獲されることが多く、鱗がなく体型は丸くブヨブヨしたユーモラスな姿をしています。北海道の道南地区ではポピュラーな食材ですが、食文化の違いか青森市内の量販店では、あまり目にすることがありません。しかし、ゴッコは『海のスッポン』とも言われるほどの珍味で、2月の極寒の時期は特に身が引き締まってさらに美味と言われています。ゴッコの食べ方はやはり、昆布のだし汁に醤油を加え、野菜などと一緒に煮る鍋料理の「ごっこ汁」が一般的で、味は淡白で、鮟鱇にも似ており皮の部分はゼラチン質が多くとろける感覚が楽しめます。しかし、魚体の割には身が少なく皮に近い部分と卵・肝くらいしか食べるところがなく可食部は少ないです。また、キャビアとも言われる小さい卵がたっぷり入っている雌を使用することが多く、市場相場も雄よりも高値で取引されています。
 立春も過ぎて春はそこまで来ていますが、県内はまだまだ寒い日が続くようですから店頭で見かけるようなことがありましたら、たまには変わった鍋に挑戦してみるのもいかがでしょうか?