11月のお魚情報
真白子(タツ)
  雪の便りも里にも届き、そろそろ恋しくなる代表格の一つといえばタツですね。少し前まではまだ赤味が差していたのにだいぶ成熟してきたようです。
 タツ鍋、タツ味噌汁、タツ刺が青森でのオーソドックスな食し方ですが、洋風でもなかなかの実力を発揮します。ソテーに代表される調理法はフォアグラにも見劣りしない濃厚な味わいを引き出します。旬は冬場ですがこんなに美味なら年中食べたいと思うのは欲深い人間の性。塩タラや白子も冷凍物がないわけではないですが・・・。その訳は身肉の水分量が83%もある為で、鯛の73%やその他の魚と比べても多く、タラはチルドで2日間貯蔵しておくと生臭みが出てくるが、同じ条件で鯛なら8日間を要するそうです。


冬の間にタラふく食べておかねば・・・
 2009年11月9日 月曜日
ヤリイカ
  紅葉シーズンも終盤、11月に入り青森にもいよいよ冬将軍が近づいて来ています。これから、徐々に天気図も西高東低の気圧配置に移って行き時化が多くなる季節ですが、北の魚が脂を蓄え美味しさを増す時期でもあります。
 今回は、夏場から秋にかけての「するめいか」に変わり、冬場から産卵を迎える春先まで漁獲される『槍烏賊(ヤリイカ)』をご紹介致します。烏賊は世界中の海で年間約300万トン漁獲されますが、日本近海は烏賊の最大漁場で約30万トンの漁獲があります。特に日本人は烏賊が大好きで世界のほぼ30%の約90万トンが日本人の胃袋に収まっているとされ、本県に於いてもいか類の年間水揚げは約8.1万トンで、内訳はするめいか約7.9万トンに対して『槍烏賊(ヤリイカ)』は約0.2万トンと希少価値が高くお刺身や高級寿司だねとして生食に多く消費されます。
 するめいかに比べ『槍烏賊(ヤリイカ)』の身質は柔らかく、甘味があり刺身がおすすめです。小ぶりな物は、比較的お求めやすい価格で店頭販売されている為、季節の根菜里芋と一緒に煮付けなどにしても美味しく、ほかに天ぷら・パスタなど料理バリエーションも豊富です。